「シャンソン」はいいぞぉ! /
2009年 04月 19日
順芳と平出美和子・福地幸子のステージだ。この中の順芳さんと最近知り合い、彼女に誘われてシャンパーニュに顔を出した。
順芳さんは神戸出身で宝塚の演出に憧れ、シナリオを勉強するために東京のシナリオセンターで学んだこともあったが断念。その後、新宿、シャンパーニュでシャンソンと出会いそのドラマチックな世界に感激して、シャンソン歌手を目指し、このほどあこがれの店でデビューを果たした。おそらく純然たる日本人だが、中国語が堪能で、今、シャンソン歌手では食べて行けないので中国語の通訳もされている。
現在30代の後半だがこのシャンソンの世界では子供扱いで、今日も司会者に
「かわいい順芳さんの登場です」
などと紹介されていた。
ところがこの順芳さん、歌い始めたら驚いた。チャイナ服で登場した彼女がまず歌ったのは「夜来香」だったか「蘇州夜曲」だったか中国語で歌うのだが、これが素晴らしく情感にあふれ感激した。歌としてはまだ荒削りだが、その後、二曲歌ったシャンソンも、実にひたむきで観客を魅了した。
「シャンソンっていいなぁ」
順芳はパンフレットの中でシャンソンは3分ドラマと書いているがまさにその通りだと思った。彼女の歌にはハートがある。テクニックにたけたシャンソン歌手のような人生の悲哀を感じさせる歌もいいが、順芳は激しく熱い想いをストレートに訴えてくる。
生々しくもある。もう少し押さえる所は押さえて欲しいと思う部分もある。しかし、それ以上に、懸命に3分ドラマのヒロインになりきっている順芳は新鮮だ。
今度、何時、東京で唄うのか知らないが、機会があればまた彼女のステージを見て、その成長を見守りたいと思った。
僕が30代前半の頃「銀巴里」とか「駅馬車?」というシャンソン喫茶があり、時々、聞きに行った。結局「アダモ」や「モンタン」の物真似に過ぎないと思って次第に足が遠のいたが年のせいだろうか。シャンソンがこれほど五臓六腑に染みこんでくるとは思わなかった。
忘れていたシャンソンの麻薬の味を思い出させてくれた順芳さん、ありがとう。
お知らせコーナー
玉撞き屋で「玉撞き屋の千代さん写真展」
今年の2月、大坂梅田にあるキャノンギャラリーで写真家、大坂忠氏による写真展「玉
撞き屋の千代さん」を開催。大変好評で1300人を超える入場者がありました。
そこで4月に千代さんの店「ビリヤード保名倶楽部」で千代さんの写真展をやろうと
いうことになり、上記、大坂氏の熱意とご尽力で堂々、開催の運びとなりました。
昭和の面影を残す玉撞き屋で昭和を生きた千代さん(93歳)の写真展。会場そのも
のが作品に取り込まれているこの写真展は他にはないユニークなものになると思いま
す。どうぞ足を運んでいただいて、この不思議な空間を五感で感じ取ってください。一
歩、店に入ったら、そこはもう昭和の世界です。
時 4月26日~29日 午前11時から午後7時
場所 ビリヤード保名倶楽部(大坂天王寺から阪堺上町線二つ目、松虫下車、信号渡っ
てコンビニ入ってスグ。 06-6622-6733
お待ちしています。くわしくはこのブログ3月20日をご覧くさい。
貸しスペース「下町の小さな一軒家」
場所 大阪市阿倍野区王子町1丁目。ビリヤード保名倶楽部並びの一軒家。(写真はこ
のブログ3月11日参照)南海上町線の「松虫駅」下車。松虫の信号を渡って、写真屋
とコンビニの間を入ってすぐの所にあります。(徒歩3分)定員8名
小さなスペースですが、誕生会・読書会・ホームパーティ・ミニ個展・クッキング教
室・紅茶教室・趣味の会・同窓会・子供お話クラブ・お父さんの勉強部屋、あるいはド
ラマのセット、対談のセットなどいろんなことにお使いください。
利用時間は午前10時から午後11時までで、8人から10人ぐらいまでご利用にな
れます。料金は2時間単位で2000円。デザインや素材に凝って、すばらしい内装に
なっています。キッチン・ジェットバス付き。
宿泊施設ではありませんが、外国人のゲストハウスや、仕事上、朝まで借りたいとい
う人のために二階にベッドも用意されており、朝まで使用される場合は5000円。
利用してみたいという人は下記にご連絡を!
電話 080-5710-8781
メール hiratan1@oct.zaq.ne.jp





