日朝戦争の足音 /
2009年 04月 21日
「人口衛星を打ち上げたのに非難されるのは許せない」
と怒っている。人工衛星を打ち上げたが失敗したといえば、まだ彼等の言い分がたとえ嘘でも理屈は通るのに、大成功などと喧伝するから
「じゃあ、人工衛星というものから何の電波もキャッチしないのはどういうこと?そもそも今の北朝鮮が人工衛星を打ち上げる必要がどこにあるの?」
ということになってしまう。それでも彼等があくまでも人工衛星だと主張し、それを理由に6ヶ国会議を否定、核開発の再開を言い出すなら、今度のミサイルが人工衛星なんてものじゃないことを日米韓は徹底的に検証して、証拠をたたきつければいのに、アメリカなんぞは、早くも米朝の直接会議を匂わせている。
北朝鮮はこの怪しげな人工衛星打ち上げの成功で国民を煽って、新たに金正日体制を国内外に印象づけた。
メディアは揃って金正日体制を再確立と報じているが、僕はちょっと待てよと思ってしまう。どう見てもかつての自信に満ちた独裁者としての威厳も誇りもなく、特に根拠はないが、軍部に牛耳られて金正日は傀儡になったと思えてならない。
今、病魔に冒され、余命に限りある金正日を抹殺または失脚させるのは容易である。だがそんなことをしたら北朝鮮は権力闘争のために瞬く間に崩壊しかねない。
ここは誰が見てもやせ衰えて重要な病を持つ将軍様をかついで、国民に首領様が重病であることを認知させ、やがて来るであろう崩御の日を神格化することを狙っているように見える。
一方で北朝鮮は6ヶ国会議の再開を交渉材料にアメリカとの二国間会議を実現したいと考えているはずだ。その先には6ヶ国会議の形骸化と日本はずしを明確に求めてくるだろう。そのためにはノドンの数発は花火代わりに打ち上げ、核実験もやりかねない。
日本人の大いなる錯覚は6ヶ国会議と国連によって、北朝鮮が核開発をやめ、拉致被害者を返還させられると思っていること、あるいはそこに救いを求めていることだ。
はっきり言えばあの国にとって日本は敵国であり、日本と既に戦争状態にあるということだ。かの国が細菌兵器を開発し、ノドンミサイル数百発を日本に向けて配備しているらしい。
ある日突然はじまる日朝戦争に漠然とした怯えを感じるのは僕だけなのか?太平洋戦争に突入して行ったかつての日本と今の北朝鮮がだぶって見えるのは僕だけなのか?





