プールなんて大嫌い!
2007年 01月 29日
娘のマヤと市営プールに行った。寝不足でフラフラ状態だったが「お願い!」と頼まれると断れない。小学校2年生までは保護者同伴が義務づけられ、三年生になると一人でもOKになるという。
「まあ、僕はプールサイトでマヤが泳ぐのを見学してればいいか」
これが甘かった。プールサイトなんて水着姿でいられない。寒くって寒くってプールに飛び込むとホッとした。
仕方がなくマヤと25メートルプールを個人リレーで競走することにした。平泳ぎでは僕がリードしたが、クロールで追いつかれ、バタフライで抜かれてしまった~なんて言いたいところだが僕はほとんどカナズチ。実際は5メートルぐらいのハンディをもらって、僕は歩きでマヤはクロール。それでも負けてしまった。
「1時間だけだぞ」
という約束も守られず、結局は2時間半付きあった。出ると寒いからと言ってプールで泳ぎもせず、突っ立っているのも情けないので、10メートルぐらい何回か必死に泳いで、回るプールを10周して、最後に流れに逆らって3周ほど歩いた。
スイミングスクールに通っているマヤは現在、上級の4級だから僕から見るとまるでイルカのように余裕で泳いでいる。
マヤと過ごす時間を可能な限り増やしたいが、プールだけは最悪だ。父親として格好いいところは何も見せられない。プロポーションは最悪だし、泳げないし、体力もない。
おそらく3年生になって一人でプールに行けるようになったら、僕を誘わなくなるだろう。
いや、誘うかも知れない。マヤのもう一つの目的はプール後のアイスクリームだ。
餌を与える力がある内はマヤが僕を見限ることはないだろう。しかし、それも実に情けない。
プールを出ると風が冷たかった。マヤは風よけのために大きな父親にしがみついてきて出腹を抱きかかえるように歩いている。
「ふふふ、まだまだ俺は必要なんだ」
喜びがこみ上げてくる。風よけにしてもらって喜んでいるなんて、これまた実に情けない。情けないがそんなことはどうでもいい。マヤのためなら風よけでもアイスクリーム屋でも何でもオーライだ。
信号を渡るとき、ふと風見しんごが娘さんを交通事故で亡くしたのを思い出した。もしマヤがそんな事故に遭ったらと思うと、思わずマヤを引き寄せて足早になった。
歩きながら何故かカンボジアで18年間ジャングルで暮らしていたという娘の父親がインタビューに答えているのを思い出した。
「あれは嘘臭い。父親という男も胡散臭い。18年前に行方不明になった娘だというが証拠らしきものもない。発見された娘は人間を怖れている様子がない。金儲けのために利用されているとしたら可哀想だ」
なんてことを考えていたら、マヤが叫んだ。
「泰さん!危ない!」
自転車にぶつかりそうになった。僕はいつまで娘の保護者でいられるのだろうか?
「まあ、僕はプールサイトでマヤが泳ぐのを見学してればいいか」
これが甘かった。プールサイトなんて水着姿でいられない。寒くって寒くってプールに飛び込むとホッとした。
仕方がなくマヤと25メートルプールを個人リレーで競走することにした。平泳ぎでは僕がリードしたが、クロールで追いつかれ、バタフライで抜かれてしまった~なんて言いたいところだが僕はほとんどカナズチ。実際は5メートルぐらいのハンディをもらって、僕は歩きでマヤはクロール。それでも負けてしまった。
「1時間だけだぞ」
という約束も守られず、結局は2時間半付きあった。出ると寒いからと言ってプールで泳ぎもせず、突っ立っているのも情けないので、10メートルぐらい何回か必死に泳いで、回るプールを10周して、最後に流れに逆らって3周ほど歩いた。
スイミングスクールに通っているマヤは現在、上級の4級だから僕から見るとまるでイルカのように余裕で泳いでいる。
マヤと過ごす時間を可能な限り増やしたいが、プールだけは最悪だ。父親として格好いいところは何も見せられない。プロポーションは最悪だし、泳げないし、体力もない。
おそらく3年生になって一人でプールに行けるようになったら、僕を誘わなくなるだろう。
いや、誘うかも知れない。マヤのもう一つの目的はプール後のアイスクリームだ。
餌を与える力がある内はマヤが僕を見限ることはないだろう。しかし、それも実に情けない。
プールを出ると風が冷たかった。マヤは風よけのために大きな父親にしがみついてきて出腹を抱きかかえるように歩いている。
「ふふふ、まだまだ俺は必要なんだ」
喜びがこみ上げてくる。風よけにしてもらって喜んでいるなんて、これまた実に情けない。情けないがそんなことはどうでもいい。マヤのためなら風よけでもアイスクリーム屋でも何でもオーライだ。
信号を渡るとき、ふと風見しんごが娘さんを交通事故で亡くしたのを思い出した。もしマヤがそんな事故に遭ったらと思うと、思わずマヤを引き寄せて足早になった。
歩きながら何故かカンボジアで18年間ジャングルで暮らしていたという娘の父親がインタビューに答えているのを思い出した。
「あれは嘘臭い。父親という男も胡散臭い。18年前に行方不明になった娘だというが証拠らしきものもない。発見された娘は人間を怖れている様子がない。金儲けのために利用されているとしたら可哀想だ」
なんてことを考えていたら、マヤが叫んだ。
「泰さん!危ない!」
自転車にぶつかりそうになった。僕はいつまで娘の保護者でいられるのだろうか?
by minamikawa-taizo
| 2007-01-29 00:51





