今日から5年生 /
2009年 04月 07日
マヤは時に僕より食うにも関わらず、今のところ一応バランスの取れたプロポーションで本人も得意気だ。
週に一度ハンドボールで汗を流し、毎日、学校まで重いランドセルを背負って急坂を上り下りしているのが僕との差だ。
5年生の新学期。クラス替えがあって同じクラスになればと期待していた友達と違うクラスになって、ちょっと残念そうだったがマヤのことだ、すぐに慣れてしまうことだろう。 5年生から3クラスになった。今、小学校は1クラス40名が単位だそうだが、3クラスに分かれたので1クラス25名ほどになった。
僕もあちこちで脚本や構成を教えているが、40名と25名では全く違う。まず40名になると一人一人の個性を把握するのに時間がかかり、それぞれの能力差も広がるから、どうしても平均値的な授業になってしまう。
ましてや小学生になると、40人もの生徒を指導するのは至難のわざだと思う。しかも授業参観に行くと最近の小学生は先生の話を静かに聞けない子供も少なくない。中には授業の途中、立ち歩いたり「先生!オシッコ!」と言って教室から出て行く生徒もいたりする。何を根拠に一クラス40人と決めたのか分からないが、そのルールに縛られず3クラスに分けた娘が通う小学校は素晴らしいと思った。
新学期最初の授業を終えて意気揚々と帰宅したマヤは友達と約束したというので遊びに出かけ、帰ってきたと思ったら姿をくらました。
寝室にも僕の仕事部屋にもトイレにも冷蔵庫にもいない。何しろ4部屋もある広大なお屋敷なので一体どこに行ったのかと探したら、今や資料部屋兼衣装部屋になっている四畳半の部屋にいた。
しかも、窓際にある小物タンスの上に乗っかって本を読んでいた。
「コラッ!何をしている!そんな所で本を読んで!」
と叱ったが全く降りようともせず、本に夢中になっている。仕方がないから携帯のカメラを向けて
「写真に撮って今度の新しい担任の先生に見てもらうとするか」
と言ったら、慌ててタンスから飛び降りた。
「5年生でもまだまだ子供だな」
とちょっぴり安堵したら、夜、DVDで「名探偵ポアロ」を見ていたら
「このポアロって相当ナルシストだね」
というではないか。ナルシストなんて言葉をどこで覚えたんだ?5年生、まだまだ子供だが油断ならない。





