人気ブログランキング | 話題のタグを見る

南川泰三の日記です


by minamikawa-taizo
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
今日、友人との電話で何かの話の中で「泣く子と地頭には勝てないね」なんて言葉が出た時、
突然、数年前のある出来事を思い出した。それは今、僕が抱えている仕事の問題点ともからんでくるのだけれど、それはもう少し頭を整理しないとうっかり発言出来ない。
数年前の出来事とは新宿にある障害者施設に取材に行った時のことだ。近くの道路を5~6人の障害者が「そこどけ~!」と叫びながら、道路のど真ん中を車椅子で疾走していた。
僕はとんでもない奴らだと怒りを覚えたが、彼らに直接、注意する勇気はなかった。
後日、ある障害者にそのことを話したら
「あんたは障害者は道路の端を遠慮がちに歩けというのか!」と言う。僕は思わず
「たとえ障害者であろうと健常者であろうと道路のど真ん中を突っ走る権利はない」と言ってやった。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という標語のパロディが昔、流行ったが、最近、弱者と
思われている人たちが、大きな圧力団体になっていて、マスコミも彼らに気を遣いながら、彼らの主張に行き過ぎがあろうとも、ズバリ批判出来ないでいる。
それこそ障害者であろうがなかろうが間違いは間違いで、彼らに「間違ってる!」ということが
対等なつきあいではないのか。彼らに気を遣うこと自体が、ある意味では差別そのものだ。
僕は強度の近視でメガネを取ると1メートル先もよく見えない。メガネがなかったら完全な障害者だ。たとえ足がなくったって将来、自由に動く義足が登場すればメガネをかけて、かろうじて
健常者の仲間入りをしている僕と同じだ。手が不自由な人には代わりの手があればいい。代わりの手がなければ誰かが手の代わりをしてやればよい。
「お前らに障害者の気持ちが分かるか!」「ハイ、分かりません」
両手両足のない人の苦しみは、目は悪いが五体満足の僕には分からない。障害のある部分から目線をはずしながら、言葉に気を遣いながら話したくない。それこそ差別だ。
# by minamikawa-taizo | 2005-07-25 03:34
北千住のシアター1010で「笑いのハイスクール」が本日開校!超満員の~と言いたいところだが、地震で電車がストップ。おかげで観客の足が奪われ、客席は歯抜け状態。それでも舞台はおおいに盛り上がった。林家たい平の芸を初めて観たが、この人は将来、師匠のこん平を越える存在になりそうだ。桂幸丸は一般受けはしないがちょっと世の中を斜めに見ているひねた語り口がいい。僕は好きだな。こういう芸風。司会の奥山侊伸さんは絶妙の司会。
この特別講座は「笑点」の作家、山西伸彦さんが企画し構成しているが、この人の細やかな
神経の行き届いた仕事ぶりはさすがだ。
来週からの「笑いの講座」まだ受講生の定員に達していないようだが、これだけの(HP参照)
講師陣を揃えて、まだ定員が埋まらないのは宣伝不足なのか、足立区民の笑いの文化への
無関心か。絶対に損はないと思うんだけどなぁ。
# by minamikawa-taizo | 2005-07-24 03:55
明日、7/23(土)は僕が所属している日本放送作家協会が企画した「笑いのハイスクール」
開校日。僕はこの笑いのハイスクールで、用務員をやっている。
どれぐらいの客が入るか心配だ。
今日は脚本家で日本放送作家協会の理事長、市川森一さんと朝日新聞の田中さん、足立朝日の渡辺さん、それに仲間の安達、高谷、合わせて6人で食事。渡辺さんが僕が大食いなのを
知ってどんどん、自分の料理を回してくれるから、二人分食った感じ。ゲップ~!
朝日新聞の田中さんは「b」の「愛の旅人」を書くための素材になるヒントを探していた。
帰ったらメールにテレビ東京のTさんからドキュメンタリー企画の依頼が入っていた。
……とここまで書いて何だこりゃ?これじゃ普通の日記じゃないか。こんな日記を書くつもりは
なかった。自分の行動を書いたってしょうがないわさ。ま、がっかりしないで。徐々に「危ない」
日記にしていくつもり。お楽しみに。
# by minamikawa-taizo | 2005-07-23 00:09